査証
2008年2月1日より、日本国籍の旅客がノービザで台湾に入国した場合、滞在できる期間が90日間までとなりました。
ただし入国時に残存有効期間3カ月以上のパスポートと、往復航空券(または船の切符)あるいは第三国への航空券を所持している必要があります。
入国後のビザの変更、ならびに期限の延長はできません。
台湾のビザは台北駐日経済文化代表所にて発行を受けられます。
ビザの申請所
東京 台北駐日経済文化代表所
〒108-0071 東京都港区白金台5-20-2
Tel:03-3280-7811
大阪 台北駐大阪経済文化事務所
〒大阪市西区土佐堀1-4-8 日栄ビル4階
Tel:06-6443-8481
横浜 台北駐日経済文化代表横浜支所
〒横浜市中区日本大通り60番地(朝日生命横浜ビル)2階
Tel:045-641-7736
福岡 台北駐大阪経済文化事務所福岡支所
〒福岡市中央区桜坂3-12-42
Tel:092-734-2810
那覇 台北駐日経済文化代表所那覇支所
〒沖縄県那覇市久茂地3-15-9 アルテビル那覇6階
Tel:098-862-7008
詳細は以下をご参照ください。
◎外交部:
http://www.boca.gov.tw
◎台北駐日経済文化代表所:
http://www.taiwanembassy.org/JP/ct.asp?xItem=49720&ctNode=1470&mp=202
入国
携帯して入国可能な免税品を持って入国される場合、必ず税関申告書に記入しなくてはいけません。
個人的に使用する物は殆ど免税になります。
例えば、衣類、宝飾品、化粧品、食べ物などです。
しかし、オーディオセット、テレビ、ビデオデッキも免税品ですが、これらは必ず申告しなくてはいけません。
旅行者は、1人につき免税酒類一瓶(1リットル)、免税タバコ1箱(タバコ200、シガー(葉巻タバコ)25或いはキセルたばこ1ポンド)を携帯できます。
旅行者が入国時に携帯できる金の制限はありませんが、量の多少にかかわらず入国の際に必ず申告して下さい。
また金の価格総額が10,000米ドルを超える場合、その超過分については経済部国際貿易局の輸入許可を受けた後、一般の貨物と同様の通関手続を行って下さい。
入国する旅行客が携帯する現金は、1人につき台湾ドル6万元を超えてはなりません。
また必ず申告しなくてはなりません。
違反者は超過した部分を没収されます。
もしも、6万元以上の現金を持ち込みたい場合は、入国前に中央銀行の許可を得る必要があります。
携帯して入国できない物品:
(1) 偽造通貨、或いは偽造通貨を製造する機械
(2) 賭博の機器
(3) 外国の宝くじ或いはくじ
(4) わいせつ刊行物、わいせつビデオテープ
(5) 銃刀武器、弾薬
(6) アヘン、コカイン、大麻、或いはその他の不法薬品
(7) 薬用以外の麻酔薬
(8) 特許権、商標権、版権を侵害する物品
(9) 動物、ペット
(10) 果物
出国
持ち出し物品の制限:
(1)外貨の最高金額米ドル10,000ドル、或いは同等の価値のあるその他の外貨。台湾ドルは最高60,000元まで。
(2)金の携帯量に制限はありませんが、量の多少にかかわらず、出国の際に必ず税関に申告してください。もし携帯している金の総額格が10,000米ドルを超える場合には、その超過分について経済部国際貿易局の輸出許可を得た後、一般貨物と同様の輸出手続が必要となります。
(3)持ち出し出国できない品物:無許可でコピーされた書籍、ビデオテープとカセットテープ、骨董品、古い書籍、古い通貨等。
◎財政部関税局:
http://web.customs.gov.tw/
島外との交通は空路がメインです。
現在金門空港から定期便が運行されているのは台北(松山空港)、台中、嘉義、台南、高雄の各都市です。
また料羅港及び水頭港から中華人民共和国への海運路線も開設されています。
大小金門間は海路交通での連絡となっています。
金城鎮水頭港と烈嶼郷九宮碼頭の間で連絡船がで結ばれています。
代理管轄している烏坵郷へは、金門県からの直通交通手段はなく、台中を経由しなければなりません。
また水頭港は大陸との小三通出発地点に指定され、厦門和平港及び泉州石井港の間に航路が開かれています。
飛行機
金門島は現在、台湾で中国に一番近い島です。
長年中国と台湾の紛争の最前線だった、この島は民間人の立ち入りはずっと禁止でした。
ところが昨今、大陸と台湾の経済交流が盛んになると一転して、一番経済的に安い費用で大陸に訪れる場所ということに変化しました。
海の向こう側は中国のアモイですし簡単に船で行けます。
航空便は観光目的も含め、こんな小さい島なのにずいぶんたくさん便数があります。
ただし外国人はここから中国に渡ることはまだ禁止されているそうです。
金門尚義空港
台北からわずか一時間足らずで、航空機は金門尚義空港に到着します。
近代的なターミナルで、ロビーには観光局のサービスカウンターがあり、タクシー乗り場、バス停も整備されています。
ウェブ: http://www.kmarport.gov.tw/
金門空港旅行サービスセンター +886-82-329354 金門県金湖鎮尚義機場2号
次の各便があります。
台北松山空港から約55~70分(立栄航空1日13便、復興航空1日5便、遠東航空1日4便、華信航空1日2便)
台中清泉崗空港から約55分(立栄航空1日14便、華信航空1日2便)
台南空港から約50分(立栄航空1日2便)
嘉義空港から約50分(立栄航空1日2便)
高雄小港空港から約55分(立栄航空1日5便、復興航空1日3便)
着陸風景です。
航空会社
遠東航空会社 予約ホットライン:(082)37933 空港カウンター :(082)327339
復興航空会社 予約ホットライン:(082)321502 空港カウンター :(082)321505
立栄航空会社 予約ホットライン:(082)324481 空港カウンター :(082)324501
華信航空会社 予約ホットライン:(082)328000 空港カウンター :(082)371122
遠東航空(遠東航空公司、Far Eastern Air Transport、TWSE:5605)
1957年に台湾で創業し、1962年に定期民間航空事業に参入しました。
主に国内線やパラオなど近・中距離国際線を運行していましたが、世界的な原油価格高による燃料費の高騰や、台湾高速鉄道の開業による国内線需要の落ち込みなどを受け、2008年に入ってから急速に経営状態が悪化し、5月にはついに運航停止に追い込まれ、半世紀の歴史に幕を下しました。
立栄航空(立榮航空公司、UNI Air)
台湾の航空会社で、エバー航空の子会社として1991年に設立されました。
国内線や近距離国際線、国際線チャーター便を運行しています。
昨今の新幹線との対抗に押され、台北~高雄の全面運行停止を発表しました。
今後は新幹線の競争する必要のない国内線や、台中や高雄など台北以外からの近距離国際線に力を入れていく方針です。
ハブ空港 高雄国際空港
マイレージサービス UNI Club(マイレージはこのユニクラブに加算するかエバー航空のエバーグリーンクラブに加算するか選べます)
同盟 非加盟
保有機材数 22機(MD-90型機 11機、DHC-8-300型機 10機、DHC-8-200型機 1機)
目的地 15都市
本拠地 台湾高雄市
ウェブ: http://www.uniair.com.tw
国内線
MD-90-30 "B-17918"
DHC8-200 "B-17201"台北/松山 - 高雄(運行停止)
台北/松山 - 馬祖北竿
台北/松山 - 馬祖南竿
台北/松山 - 金門
台北/松山 - 馬公
台北/松山 - 嘉義
台北/松山 - 台南
台北/松山 - 屏東
台北/松山 - 恆春
台北/松山 - 台東
台中 - 馬祖南竿
台中 - 金門
嘉義 - 金門
嘉義 - 馬公
台南 - 金門
台南 - 馬公
高雄 - 金門
高雄 - 馬公
国際線
高雄 - ソウル
高雄- ホーチミン
高雄- ハノイ
高雄- バンコク
高雄- バリ島(デンパサール)
台中 - 香港
台北 - 富山 (チャーター便 MD-90)
復興航空(TransAsia Airways)
1951年に設立された台湾の航空会社です。
国内線と韓国、マカオへの国際線を運行しています。
ハブ空港 台北松山空港
マイレージサービス Supreme member(スープリームメンバーは復興航空が行う自社のマイレージサービスです)
保有機材数 18機
目的地 11都市
本拠地 台湾台北市
ウェブ: http://www.tna.com.tw
国内線
台北 - 高雄
台北 - 花蓮
台北 - 墾丁(運行停止)
台北 - 屏東(運行停止)
台北 - 台南
台北 - 馬公
台北 - 金門
高雄 - 金門
高雄 - 馬公
国際線
台北 - 釜山
台北 - 済州(運休中)
台北 - 務安
台北 - マカオ
高雄 - マカオ
華信航空(マンダリン航空、Mandarin Airlines)
台湾を本拠地にしている航空会社で、1991年に設立されました。
チャイナエアライン(中華航空)の子会社です。
日本にも、地方空港へのチャーター便が就航しています。
中華民国(台湾)と対立する中華人民共和国政府の圧力でチャイナエアラインが就航できなかった地域への航空便の確保が目的でした。
現在でもチャイナエアラインがマンダリン航空塗装で世界各地に運行しています。
1999年に国華航空を合併し、現在では国内線や近距離国際線を中心に運行しています。
保有機材(ボーイング737-800型機 2機、フォッカー 100型機 5機、フォッカー 50型機 2機、エンブラエル 190型機 3機)
ウェブ: http://www.mandarin-airlines.com
国内線
台北/松山 - 高雄
台北/松山 - 金門
高雄 - 花蓮
台中 - 花蓮
台中 - 金門
台中 - 馬公
国際線
台北/桃園 - 高雄 (国際線連絡便)
台北/桃園 - ヤンゴン
台北/桃園 - セブ島
台北/桃園 - カリボ(ボラカイ)
高雄 - 香港
高雄 - セブ島
高雄 - ホーチミン
台中 - 香港
台中 - ホーチミン
台北松山空港(台北國際航空站、Taipei Sungshan Airport、通称、松山機場)
ウェブ: http://www.tsa.gov.tw/2005tax/index.php
台湾の台北市松山区にある国内線専用空港です。
中華民国軍の松山基地も併設されており、軍民共用空港となっています。
なお、台湾桃園国際空港からは直行バスが多く運行されています。
もとは日本軍の航空基地でしたが、1945年の日本による台湾統治終了とともに国民政府の管轄化となり、中華民国の国際・国内航空路線の中心的な空港となりました。
国際線の中でも日本線は主要なもので、羽田空港、伊丹空港、福岡空港などを結ぶ路線がありましたが、1979年に国際空港として台湾桃園国際空港が開港されてからは、国内線専用となりました。
高雄(華信、復興)3便/日(2008年7月1日より台北→高雄は2便/日へ減便・華信のみ)
台南(復興)5便/日(2008年7月1日より平日のみの5便/週へ減便)
屏東(立栄)2便/日
恆春(立栄) 1便/日
花蓮(復興)6便/日
台東(立栄)4便/日
馬公(復興、立栄)17便/日
金門(復興、華信、立栄)11便/日
馬祖南竿(立栄)7便/日
馬祖北竿(立栄)3便/日
台湾高速鉄道の開通で、台中、嘉義路線が運休、台南、高雄路線が減便されました。
2008年7月4日より、中華人民共和国と週末にプログラムチャーター便の運航が開始されました。
広州(中国南方航空)金、日
アモイ(アモイ航空)金、日
上海(上海航空、中国東方航空)金、日
北京(海南航空)金、日
南京(中国東方航空)金
台南空港(臺南航空站、通称、臺南機場)
ウェブ: http://www.tainanairport.gov.tw/
台湾台南市南区にある台湾空軍第443戦術戦闘機連隊管轄の共用飛行場です。
台北 (遠東、復興)15便/日
馬公 (立栄)4便/日
金門 (立栄)2便/日
離着陸 計21便/日 (2007年5月現在)
台湾高速鉄道の開通で、台北線が減便されました。
船で
大小金門間は海路交通での連絡となっています。
金城鎮水頭港と烈嶼郷九宮碼頭の間で連絡船がで結ばれています。
また水頭港は大陸との小三通出発地点に指定され、厦門和平港及び泉州石井港の間に航路が開かれています。
金門水頭埠頭旅行サービスセンター +886-82-322124 金門県金城鎮西海路一段5号
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台湾行政院(内閣)大陸委員会は、2008年6月19日、台湾の金門、馬祖両島と、福建省の福州、アモイ、泉州を結ぶ海上航路を同日付で台湾住民に全面開放した、と発表しました。
台湾住民にとっては7月4日から定期化する直行チャーター便と並び、中国に直接向かう経路の一つとなります。
ようやく便利になりそうです。
金門、馬祖両島は福建省沿岸に位置し、台湾が統治している離島です。
両島と福建省を結ぶ航路は2001年に「小三通(限定的な通信、通商、通航の直接開放)」の1つとして始まったものです。
町へ
金門本島は東西に長く、西部の中心が金城、東部の中心が金湖です。
金城はもっとも賑やかな町で、多くのホテルが集中し、県庁も設置されており、金門観光の出発点です。
まずは、島内循環バスあるいはタクシーにて、金城へ向かいましょう。
タクシーはメーターはなく、運転手との交渉が必要です。
空港から金城までは二百元くらいです。
そして金城で、タクシーをチャーターするか、レンタカーかレンタルバイク・サイクルを調達しましょう。
タクシーは、一日チャーターすると三千元前後です。
三、四人以上なら、旅行社で運転手付のワゴン車を契約したほうがよいようです。
スポットは、島内に点在しています。
事前に予定コースを立てて、要領よく回りたいです。
日本語はほとんど通じないので、日本語のガイドが必要なら台湾から連れてくることです。
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